さいたま市浦和区仲町1-2-12 関根ビル4F

TEL
048-824-7302
休診日:木曜、日曜、祝日
電話受付時間:9:30~12:15、14:15~16:45
048-824-7302
休診日:木曜、日曜、祝日
電話受付時間:9:30~12:15、14:15~16:45

SOCIAL ANXIETY DISORDER
社交不安症

社交不安症(社交不安障害)

社交不安障害

7人に1人と意外に多い精神障害です。

見た目は健康そうでも「人前で話すと緊張して声が震える、頭が真っ白になる」などの症状でたくさんの人が苦しくつらく、悩みを抱えています。

恥ずかしがらず当院で治療をはじめてみてください。

社交不安症とはどのような病気でしょうか?

意外に多い精神障害です。たくさんの人が苦しくつらく、現役で働く第一線の方でも悩んでいる人が意外と多いものです。見た目は健康そのもので緊張や不安とは無縁そうに見える方でも、人目を避けて苦しんでいる人もいます。不安、緊張、恐怖感で生きづらいと感じているとき、大人になっても治らないと諦めず、また恥ずかしがらず治療をはじめてみてください。

以前、社交不安症はまれな病態であるとの認識でしたが、日本での疫学調査では高い生涯有病率であり7人に1人がかかることが示され、社会生活上の障害も大きいことが明らかとなりました。うつ病(大うつ病性障害)についで2番目に多い精神疾患とされています。

どんなことが苦手なのでしょうか?

社交不安症は主に、人と話す場面や初対面の状況でさまざまな症状が見られます。
以下のような場面で強い緊張を感じる方が多いです。

人前で話す場面
(対人恐怖・スピーチ恐怖)

会議での発言、プレゼン、自己紹介などで強い緊張を感じます。「ちゃんと話せるだろうか」という不安から、声が震えたり、頭が真っ白になることがあります。何度経験しても慣れにくいのが特徴です。

電話での会話(電話恐怖)

電話に出ることや電話をかけることに緊張を感じます。言葉に詰まったり、声が震えてしまうことがあります。

人との食事(会食恐怖)

人前で食事をすることに緊張を感じ、食事が喉を通らなくなることがあります。

その他の場面

書痙(しょけい):人前で字を書くときに手が震える
視線恐怖:周囲の視線が気になり落ち着かない
排尿恐怖:他人がいるトイレで用を足しづらい
自己臭恐怖:自分の体臭や口臭が気になる

これらの症状は、適切な治療で改善が期待できます。

不安・緊張で起こりやすい症状の例

・顔が赤くなる

・動悸

・息苦しさ

・手足のしびれやふるえ

・声がふるえる、声がうわずる、声が出にくい

・顔、手足の汗または全身の冷や汗

・めまい

・吐き気、腹痛、下痢

・異常な口の渇き

・顔や全身がほてる など

社交不安症は「性格」なのではと思いがち

人前で緊張すること自体は誰しも経験することです。あがってしまうのは、ごく正常です。社交不安症は10代~20代に発症が多いとされています。人よりも「緊張しやすい」「気が小さい」「人見知り」「引っ込み思案」「考えすぎ」と昔から言われていた人が多いのです。

思春期~青年期の多感な時期では「性格だから仕方がない」「私はあがり症なのかな」と考えてしまい、治療を受けないまま見逃されてしまうことも多い傾向にあります。しかし、社交不安症は性格ではなく、治療で改善できる病気です。

社交不安症の原因

原因は完全には解明されていませんが、脳内のセロトニンやドーパミンのバランス、そして危険を察知する扁桃体の過剰な活動が関係していると考えられています。つまり「性格」の問題ではなく、脳の働きが関係しているのです。

また、真面目で責任感が強い、完璧主義、自己評価が低いといった性格傾向がある方や、過去に人前で恥ずかしい経験をしたことがきっかけになることもあります。

社交不安症の診断基準

世界的な基準である『DSM-5』(アメリカ精神医学会の判断基準)をもとに診断を行います。

セルフチェックリスト

以下の場面で強い緊張や不安を感じますか?

□ 人前でスピーチをする・会議で発言する

□ 初対面の人や目上の人と話をする

□ よく知らない人と電話で話す

□ パーティー、宴会、食事会に参加する

□ 注目の的になる・人の視線が気になる

※上記は一例です。他にもさまざまな場面で症状が現れることがあります。

※これだけで診断がつくわけではありません。実際に診察をして判断していきます。

どのような治療があるのでしょうか?

お薬を使った薬物療法が効果的です。大きく分けて2種類のお薬があります。

1つ目は、緊張する場面の前に服用する頓服薬です。「このお薬があれば安心」と思えることで、精神的に楽になります。
2つ目は、毎日服用して脳内のバランスを整えていくお薬です。作用時間が長く、依存性も少ないお薬で、少しずつ過敏さが和らいでいきます。

社交不安症の患者さまは扁桃体が過敏で、セロトニンが低下しているとお伝えしましたが、作用時間が長く、依存性の少ないお薬です。恐怖の感情を司る扁桃体や脳内バランスを整えていくことで少しずつ過敏さが薄れていくことがスタンダードなお薬の治療となります。
医師との精神療法も大事な治療です。

性格と思わずに医師に相談を

社交不安症はその恐怖や不安を司る脳の扁桃体の異常がおこっていることが認められています。そのような脳のバランスを崩した状態で無理に恐怖感を抑えることは困難で、病院でお薬を使った治療が有効です。

この病気で使われるお薬は何も特別なものではありません。医師の指導のもとで適切に使っていけば、つらい症状を和らげ、緊張、不安や恐怖を軽減させ、苦手の克服、生活の改善に有効です。もちろん、やめられなくなるお薬でもありません。不安や恐怖との上手な付き合い方で根本的に治療ができる可能性のある病気です。

社交不安症は生涯有病率が高く、たくさんの人が苦しくつらく、第一線で働いている方、子育て忙しい女性の方でも悩んでいる人が意外と多いものです。見た目は健康そのもので緊張や不安とは無縁そうに見える方でも、人目を避けて苦しんでいる人もいます。不安、緊張、恐怖感で生きづらいと感じているとき、大人になっても治らないと諦めず、また恥ずかしがらず治療をはじめましょう。 当院は「精神科専門医」の資格を持つ医師が治療を行っており、200件以上の治療実績があります。是非、当院へお越しください。